警察への誤通報
父親から報告があって、夜中、母が携帯のロック画面の「通報」機能から警察を呼んでしまい、一時騒然となったらしい。
参考:私の携帯のロック画面↓
母は健康なときからスマートフォンを使っていた。もともと過保護だったので、私へのLINEはかなりの頻度で来ていたけれど、病気が発症し進行するに従ってあらゆる人へのLINEやメールの数は増え、その内容は瑣末なことや取るに足らないことから意味不明なものへと変化していった。
発症から10カ月くらいのもの↓
「かん」は、母の実家での幼少期からの母のあだ名。
発症から1年くらいのもの↓
ここまで来ると、内容を考えて打っている訳ではなく、適当に画面をタップしてるだけらしい…
こんな調子のメールを知り合いに手当たり次第送るものだから、私たち家族は困って、相談の上、携帯の契約はひとまず続けながら、画面のロックをかけることで対応していた。母の携帯から誰かに連絡を取りたいときは、母から父親に言って、ロックを解除してもらい、立ち会いの上で連絡を取る。
私は自分の使っているiPhoneのロック画面には「通報」機能があることを知ってはいたけれど、母の使っているAndroidにもその機能があったことに気付かなかった。不注意すぎるというかなんというか。なぜそんなことに気付かなかったのか。
父親によると、夜中の2時頃に母が通報をしてしまい、警察が家に事情聴取に来たらしい。家族総出で大混乱。家族で話し合って、今月中にはスマートフォンを解約することになったらしい。
警察が母から事情を聞くと、
・今の居場所は自分の家(実際にいる祖父母の家ではなく)
・年齢は27歳
・夫に殴られた
ということを伝えたらしい。(なぜか母は意思疎通できたらしい)
そのあと、警察は父親から、母の病名、発症年月、服用薬、病院名、生年月日、父親の勤務先などの情報を聞いて帰って行ったらしい。事情は分かってくれたそう。
母は、事態の深刻さは理解してなかったみたい。
ハッとした。27歳といえば、たぶん、母が私を妊娠中に実際に父親に暴力受けてたときの歳だ。