母が進行性核上性麻痺(仮)→大脳皮質基底核変性症(仮)になった

1960年生まれの母が突然難病を発症してからの記録

尿バッグの尿の捨て方の指導

その日は朝から訪問看護、父親は朝から仕事の日だったので、夜型の私がフラフラになりながら立ち会った。

 

家族が尿バッグを空けないといけないときのために、手順を教えてもらった。

 

作業の前に、尿バッグが提がっているところの下に、いらないおむつやペットシーツなどを敷いて、こぼれたときのために備えておく

そして、看護師さんが専用に持ってきてくれた、100均で買った目盛り付きの容器を準備。

 

まず、チューブに尿が溜まっていたら、上下に動かしながらできるだけチューブ内が空になるまで、袋の中に落とす。

尿バッグの下についている排出口を外す。この時点では、ストッパーが閉まっているので、尿は出てこない。

排出口を目盛り付き容器に向けて、ストッパーを外すと、尿が出てくる。

 

終わったら、ストッパーを締めて、排出口を除菌ウェットティッシュで拭いて、排出口をしまう。

尿を溜めた容器を平らなところに置いて量を記録してから、トイレに捨てる。容器は水洗いでOK。

 

これ、デイサービスに行く日はデイサービスでやってもらえるし、訪問看護に来てもらえる日はそのときにやってもらえるんだけど、そうでない日は家族がやらないといけない、しかも、毎日決まった時間に量の記録を取らないといけないみたい。

つらい……

私は個人では車は持っていなくて、じいちゃんの車に頼っている。

朝、介護の必要があるときは、じいちゃんが迎えに来てくれる(片道10分)んだけど、夜型である私は、動悸に耐えながらフラフラになりながらじいちゃんの車に乗り込んで向かう……

 

自分の母だから自分または父親が介護するのが妥当だし、じいちゃんばあちゃんは父方だから実の娘ではないし、高齢だから複雑なことはさせられないのは分かっているんだけど、この作業は、果たしてわざわざ私を迎えに来てもらって、私がやらないといけない程難しい作業だろうか…?と考えてしまう。

 

ガソリン代、じいちゃんの送り迎えの手間、私の朝の身体のしんどさetcを考えたとき、作業があまりにも単純なものだとバカバカしくなってくる……

 

だからといって、車の購入費+維持費を考えて元が取れる程には私は車を使わないから、私個人の車を買うつもりもない。