母が進行性核上性麻痺(仮)→大脳皮質基底核変性症(仮)になった

1960年生まれの母が突然難病を発症してからの記録

東京に行くと家に入れない

私は歯列矯正をしているが、東京滞在中に治療を開始して、その期間が終わらないうちに地元に帰ってくることになってしまったので、1か月に1回、東京の歯医者に通っている。転院も考えたけれど、その病院で一貫して治療するシステムなので、どうしても転院はできないらしい。というか、物理的に無理やり転院してもいいけれど、払った治療費は返金されないらしい。

そういうことで、月に1回、東京の歯医者に通っていたけれど、コロナウイルスが蔓延してきたので、頻度を減らしている。それでも、歯の治療の関係で、3か月経つまでに行かないといけないので、避けられない。

 

そうすると、東京に出掛けて行って、戻ってきたとき、母のいる祖父母の家に立ち入るのが憚られる。潜伏期間を考えて、大体10日くらいは極力近くに寄らないでおくようにしている。祖父母も85歳と高齢だし、母も併せて、罹ったらただじゃ済まないはずだ。

 

私の県や隣町でもコロナの患者が報告されたときは、母や祖母のデイサービスをしばらく休ませようかとも考えたけれど、認知症の祖母が毎日家にいることによる祖父のストレスを考えると、心苦しいし、祖父からしても、できればデイサービスに行ってほしいということだったので、そのまま通ってもらっている。

トイレから出た後の石鹸での手洗い、食事やおやつの前の石鹸での手洗い、帰宅後の石鹸での手洗い、これらすべて祖父母にはまったく習慣がなかったので、徹底するようよく頼んで、貼り紙も貼った。消毒液・消毒ウェットティッシュも買って置いてある。マスクも習慣付けるようにお願いした。

おかげで意識が高まったのか、祖父母はスーパーに買い出しに行くときなどに入り口の消毒液で手を消毒するようになってくれた。

自分の県でさっぱり患者数の報告が聞かれなくなってきているし、飲食店に人は戻ってはきているものの、私が無症状で感染している可能性だってあるし、やっぱり家に立ち入るときはマスクが外せないと思う。

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